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2008年7月29日 (火)

ギコギコ

072901水産庁から、漁業従事者向け燃油費対策が発表された。

直接的な燃油代支援は80億円の予算だそうだけれど、他にも省エネ対策費として無利息融資で200億、休漁支援などで65億、そして流通対策などで400億と合計で745億円規模

しかしながら実質無利子とは言え借金じゃないかとか、これだけの規模だと行き渡らないだとか様々な批判はある様子。

このご時世で満足のいく事が出来るとは思えないので「あるだけまし」と言わざる得ないが、注目すべきは流通の改善や省エネ対策に言及して予算が組まれていることにあるように思った。

燃油が高騰してただその差額分を支援しているだけでは全く意味がないし、今後当分の間燃油が下がることは想定出来ないわけだから国費がいくらかかるか読めたもんではないし。

さて、足りる足りないは別にして、今回のこの支援は言ってみれば少し意外であったし、怖い前例だと思った。

もちろん漁業従事者の方々は大変な窮地に立たされているのだろうけれど、これによって訴えたえれば支援してもらえるかもしれないという希望が生まれたのも事実で、ヨーロッパでよく見られるようなトラックが国会前にズラリと並んで道を封鎖して・・・なんてことも一考の価値有りという状態になってきた。

もともと、デモやストライキの少ないお国柄であるから、ちょっと集まるとそれなりの威力はあるのかもしれない。

ただのゴシップメディア化しているマスコミがカメラを持って大挙してくればしめたもの。

 

くしくも時を同じくして、こんなアメリカのことわざを聞いた。

"Squeaky wheel gets the oil"(うるさい歯車は油をさしてもらえる)

やったもん勝ち的な気持ちで漁業関係者が休漁アクションを起こしたわけでは到底ないだろうけれど、2発目3発目はそんな歯車が登場してくるかもしれない。

少なくとももし自分が原油高で苦しんでいたとしたら、間違いなく習って行動をしたと思う。

バックボーンが無いと言われる水産業界ですらなんとかなったのだから、族議員多い業界ならば尚更だろう。

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