じゃーな!
撃沈したJALに京セラの元副会長が選出されて再建の道を探るという話題の他に、最近ではANAとJALがじきに合併するというような話しも聞く。
ANAも生命維持装置だらけのJALを横目に必死の経営を続けていたけれど、とうとう7年ぶりに200億円程度の赤字計上となった。
よくここまで踏ん張ったなと思うのが本心。
JALには無審査状態のお財布がバックについていて、方や新興勢力の身軽な航空会社はしたから突き上げてくるし、類稀な超ハンデ戦を強いられていたのにここまで黒字を維持出来たことは相当評価してもよいと思う。
いっそのこと、ANAの元○○とかをJALの再建に辺り出陣願ってもよいのではないかと思うほど。
そのANAは、本当にJALと合体してよいのだろうか。
空前絶後の優遇を受けている目障りなライバル社が身内になればそれはそれでメリットかもしれないが、下手に「お金はお上からの回り物」と思っている会社と一緒になると、経営の根幹が揺らいでしまわないかと心配だ。
そんなことはさておき、それを暗示するかのように最も懸念しているのは合併したらJANAになるというルーモア。
JANAって、「ジャナ」と読んでくれる人はどれくらいいるだろうか。
どうも「じゃーな!」になりそうな気がしてならない。
空の彼方に消えていってしまうのではないだろうか。
それが冗談で終わってくれればよいが、薬漬けの会社と一緒になったことで本当に「おさらば」しなければいけないことになろうものなら本当に笑えない話し。
いずれ合併するのかどうかは全く分からないけれど、とにかく「じゃーな!」にならないように期待するだけ。
大体、JALが救済してもらうのに、なぜ名前で先頭にくるのかという不満もあるが、セオリー通りにANAが先に来るわけには、国際的に考えていかない切実な事情もある。
全く、難しいものだ。
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コメント
ANAを先に持ってくると、ANALになってしまいますぞよ。英語圏を中心に、一発で覚えてもらえるという利点はありそうだけど・・・
NALも変なので、じゃーんという感じでJANにして、毎年1月は安売りするとか。
ずばり"The J"とか"J"航空も斬新でいいかも?ヨルダンあたりから異論が出るかな?
投稿: 逆はもっと嫌かも・・・ | 2010年2月 3日 (水) 05時35分