危機管理判断
ロシアでポーランド政府専用機が墜落して乗員乗客全員絶望的というニュースが流れた。
大統領や夫人も乗っていたとのことだけれど、それ以外にも搭乗していた人の肩書きを見るとかなり首脳人ばかり。
首相は乗っていなかったようだけれど。
天候が悪かったようだけれど、ロシアの管制官側からは回避の指示が出ていたそうで、それを無視した?操縦士側の操縦ミスとの判断が濃厚の様子。
誰が乗っていたのか追跡を少しかけたのだけれど、簡単には出てこなかったので断念。
考えてみれば、この判断そのものがどうだったのだろうかと疑問が湧いてきた。
首相こそ乗っていなかったというが、大統領や中銀総裁など国家の主要メンバーが一同に介していたようなことらしいので、飛行機が1機落ちるとそのダメージは相当大きいのではないだろうか。
この危機管理判断はどうなっていたのだろうか。
そういう規則のようなもの、各国どうなっているのか。
日本は政府専用機では首相くらいしか乗らないのかもしれないが、逆に日本の場合大統領と首相の2頭体制ではないので副首相とか官房長官とかが動くのだろうけれど、あまりにもイメージが湧かない。
アメリカの場合などはエアフォースワンなどで同時に搭乗してよいのは誰々までなどと細かく決まっていそうだ。
そもそも、アメリカの内閣や政府など、同時に多くの人が動けるほどスケジュールが合うようなことにはならないだろうが。
日本みたいに、与党が挙党体制で隣国を訪問とかないだろうなぁ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ひょっとすると、ポーランドは国家財政が苦しいのでできるだけ政府の飛行機で移動させたいという事情があるのかも?
それにしてもアメリカはちゃんとしています。
国家式典への“欠席義務”がある人々
http://www.nttdata-agilenet.com/column/digital-goverment/077
一方、日本では首相が瀕死になったとき、密室でいつの間にか代理や後継者が決まるようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B8%95%E6%81%B5%E4%B8%89#.E7.AA.81.E7.84.B6.E3.81.AE.E7.99.BA.E7.97.85.E3.81.A8.E6.AD.BB
投稿: サクラダハナミダ | 2010年4月14日 (水) 10時39分