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2011年1月 8日 (土)

丁稚のススメ

010801就職難だと言われる一方で企業側が求める人材とのミスマッチも言われている。

大手の募集は少なくなっているといわれるが、中小では人が集まらないとも聞く。

都心の学生と比べて地方の学生は交通費もバカにならず苦しいと聞く。

学生側の意見を聞いていれば「その会社側と価値感の違いがあるのだから、そんなんで入社出来たとしても不幸なのでは?」と思うし、企業側の意見を聞いていると「単純作業的な採用法になっていないか?」と疑問を持つ。

いずれにしても、聞こえてくる話しはどれも上澄みだったら、かなり端っこの極端なものだったり、なんだか釈然としない。

ところで、学生時代に懸命に勉強したり経験を積んだりそれなりの準備をしたという人はどれくらいいるのだろうか。

多くはバイトに遊びに明け暮れ、それが4年生であれ3年生であれ就職活動の時期が来たら急にスーツを着てうろうろし出すというパターンなのではないだろうか。

学校側も「学生は勉強しない」ともはや諦めモードであるように感じられる。

そこで思うのだけれど、いっそ勉強しないのならばその期間をもっと有意義に過ごさせる方法はないかと学校側も動いてみたらどうだろうか。

企業側も「正社員採用」の前にやったらよいことはあるのではないだろうか。

アルバイトや派遣というと少し違う気がするが、いわゆる「丁稚」だとか「見習い」だとかを奨励し、自分の大学に来るような求人先に「書生さん」のように送り込むことは出来ないのだろうか。

一部業界などではアルバイトをしていてそのまま正規採用というケースも少なくないようだけれど、これは全業種で採用出来る方法に思う。

学生側も下積みを経験できるし、企業側も見極め期間が長くなるし、学校側も学生の質を高められる気がする。

当然授業カリキュラムなどにも配慮が必要になるだろうが。

いわゆる「アルバイト」という観点を捨て、大学側も学生の本文は学問という固定観念を変え、「学生時代にいかに有意義な経験を数多くするか」ということに着目点を置いて動いてみてはどうだろうか。

学生時代に授業をサボって「時間の切り売り」的な仕事をし、結果的に単位取得に奔走し、そのまま過酷な就職活動に突入し「長所は明るさです」とか「サークルでみんなをまとめる大変さを学びました」とか言われてもなんの意味も無い気がしてならない。

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コメント

大学生は大学まででたんだから都会で正社員就職できて当たり前とおもいっていますがそこから今は違うのです。企業は今グローバル競争に巻き込まれ生き残りに必死です。昔の常識が通用しなくなっています。民間企業はボランティアでもケア施設でもありません。本当に欲しい人材しか採用しませんし、採用できないのです。しかるに大学生の人数は1985年は185万人。2010年には288万人と25年間で100万人も増えています。猫も杓子も大学進学。AO入試や推薦入試でほぼ無試で大学に入る子が増えました。都会で企業に正社員就職できるキャパシティを大幅に上回ります。定員20名のバスに40人乗るのは物理的に無理…ということです。政府が景気対策を講じよというのはもっともらしく聞こえますが成功したとしても即効性はありません。現在就職がきまっていない大学4年生を2011年4月からどうするのか?という具体的な対策が必要です。企業にはいれなかった学生は別のバス(企業就職以外の道)を探すしかありません。農林水産業などいいでしょう。ここは人が足りません。徳島県などは林業再生に県をあげて助成しています。国が自衛隊の採用枠を増やす…なども有効です。こういうレベルの話しが必要だと思います。そして肝心の学生さんも興味を示さないと話しにならないでしょう。そういう世の中になってしまったのです。後戻りはできません。それくらい時代はかわってしまいました。

投稿: やまだ | 2011年1月10日 (月) 09時49分

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