頑張れ二輪
ホンダがナイジェリアで低価格の125ccバイクを発売。
「Ace CB125」と「Ace CB125-D」
同国で人気のあるバイクタクシー仕様などになっているものとそれ以外の用途を対象にした「D」の2種類になっているそう。
価格は日本円で約5万円。
ナイジェリアの物価もあるし、これが一概に低価格なのかどうか分からないが。
しかし二輪車産業というのは、どうやら海外でばかり元気なようだ。
一方日本と言えば震災などを目の当たりに、オフ車の需要が高まるかと思いきや市場は従来通りビッグスクーターばかり。
ネイキッドもレプリカも荒れた道路などで走破性に大きくハンデであるし、当然ながら車体幅などから平時でも駐車環境に余り恵まれていない。
それなのに、排ガス規制が原因とばかりにオフ車は一向に開花してこないのはなぜだろうか。
オフ車の走破性というものは何も林道やダートでばかり発揮されるものではなく、街中でも軽快な運転性能は利便性が高いと思うのだけれど。
もしくはエンデューロなども。
現状においてはまだ日本の道路は綺麗だけれど、今後ボディブローが効いて来た社会ではこんな綺麗な道路は期待できないだろうし、その時オンロードの事故が多発してきやしないだろうか。
そもそも、これだけ道路の幅や直線距離で恵まれない社会でなぜオフ車かもしくはそれに類する「軽快車両」が発達してこず4輪ばかりが大手を振っているのか疑問。
EV化しやすいとも思える二輪業界の再興を期待してやまない。
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