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2012年1月25日 (水)

米国にお付き合い

012501イランの核開発に関し、経済制裁が決定された。

当然のようにイランはホルムズ海峡の閉鎖をちらつかせ、米国は対抗して軍艦を堂々と通過させる。

そんないたちごっこを目や耳にするようになって久しいが、今回は少し様相が違うように思う。

タイミング的に世界経済が深刻な局面であるし、南欧諸国の債務問題から「ユーロ危機」が取り沙汰。

案の定報道では「石油の高騰がEUに深刻なダメージを」と解説しているが果たしてそうだろうか。

確かに深刻なダメージではあるだろうけれど、そもそも南欧諸国は製造大国というより観光立国であるし、それはイタリアでもそう遠く外れていることもない。

もちろん石油の高騰は製造大国であれ観光立国であれ影響を受けるわけだけれどイランの石油を語る時に果たしてEUが真っ先に問題になるようなことだろうか。

消費量ということで考えると確かに痛手だけれど「イラン」と考えると必ずしもEUは依存度が高くない。

イランからの原油輸入量が全輸入量に対して多くの比率を占める国、それは間違いなく中国。

核兵器開発に対する措置といういわば「使いやすいフレーズ」を利用して、米国が中国経済を抑えにかかっているようにしか思えないのだが。

そして満身創痍の日本はまさに忘れられたサンドバッグ状態。

かろうじての頼みの綱は「円高」という皮肉。

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